ニュージーランドのマスコミは同日、午前2時27分(現地時間)ごろ北島の東海岸、テ・アラロアから105km離れた海90km深さでマグニチュード7.1の地震が発生したが、大きな被害は報告されなかったと明らかにした。

発生直後、津波警報が発令され、一部の住民が避難したりもしたが、数時間後に解除された。

ニュージーランド地質活動観測機関「ジオネット」は、「地震の規模が測定機関によってM7.3、7.2などに分類されたが、ジオネットはM7.1で測定した」とし、「これは強い地震で、振動がウェリントン、オークランド、クライストチャーチなどニュージーランドの南北島のほとんどの地域で感知された」と明らかにした。

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ジオネットは地震直後、ジオネットサイトに寄せられた振動感知届出は、6万件を超えると明らかにした。

同日午前6時41分科8時30分にはニュージーランドの北島から北東に約1千km近く下落したケルマデク制度、近隣の海域でマグニチュード7.4と8.1の強震が発生し、再びニュージーランドの北島の東海岸地域に津波警報が出された。

ニュージーランド国家非常管理局（NEMA）は「ニュージーランド沿岸に強力で非正常的な潮流が発生する可能性があり、予測できない大きな波が海岸に押し寄せることもある」とし、水泳や釣り、サーフィンなどが危険な場合があるため、住民はそうした活動を中止し、海から遠く離れなければならないと警告した。